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CAARS(Conners Adult ADHD Rating Scales)【公認心理師試験対策】

2021年3月20日

CAARSとは

CAARSとは、大人(18歳以上)のADHDを判別するための心理検査です。Connersは人名で、子どものADHDを判別する心理検査のConners3を作成した人です。

CAARSは、自己記入式(66項目)と観察者評価式(66項目)の2種類があるのが特徴です。またADHDの有無を判別する項目(ADHD指標)、回答の一貫性を評価する項目(矛盾指標)があることも憶えておきましょう。

自己記入式では、T得点をプロフィール表に記載します。その時、65点や70点をカットオフとして用いられることが多いようです。

尺度構成

A:注意不足/記憶の問題

B:多動性/落ち着きのなさ

C:衝動性/情緒不安定

D:自己概念の問題

E:不注意型症状

F:多動性ー衝動性型症状

G:総合的ADHD症状

H:ADHD指標

注意点

CAARSの利用については、病院やクリニック、発達障害者支援センター、福祉施設などの医師、臨床心理士などが用いることが想定されているため、公認心理師としては、勤務場所によって利用が適正かどうかを検討する必要があります。

もし、高校のスクールカウンセラーや大学の学生相談員で勤務している場合は、CAARSによる判別を行う支援機関をリファーすることが好ましいといえます。

またCAARSはADHDの重症度をみるために利用されることが多く、診断はCAADIDという大人のADHDを構造化面接方式で測定する心理検査が用いられます。

公認心理師試験対策

公認心理師試験では、あまり深い部分までは出題されていません。心理検査に関する問題で選択肢の中にCAARSが含まれることはあるので、「大人のADHDを測定する心理検査」と憶えておけば十分だと思います。

確認問題

  • ①CAARSは、16歳以上のADHDを測定する。(○or✕)
  • ②項目には、不注意や知的遅延が含まれる。(○or✕)
  • ③CAARSの自己記入式を用いて50点だった場合、ADHDと診断される。(○or✕)
  • ④CAADIDは、自己記入式である。(○or✕)