病気不安症(Illness Anxiety Disorder)【公認心理師試験対策】

病気不安症

病気不安症(Illness Anxiety Disorder)とは、「自分は重い病気にかかっている」や「重い病気にかかってしまう」という病気に対する不安が強く、過度もしくは不釣り合いなとらわれがある状態を指します。

過度な健康への気づかい、注意があるなど、とらわれによって行動の強化と回避がみられます。また、この状態が少なくとも6ヶ月持続する場合に診断されます。

診断基準

A.重い病気である、または病気にかかりつつあるというとらわれ

B.身体症状は存在しない、または存在してもごく軽度である。他の医学的疾患が存在する、または発症する危険が高い場合は、とらわれは明らかに過度であるか不釣り合いなものである。

C.健康に対する強い不安が存在し、かつ健康状態について容易に恐怖を感じる。

D.その人は過度の健康関連行動を行う、または不適切な回避を示す。

E.病気についてとらわれは少なくとも6ヵ月は存在するが、恐怖している特定の病気は、その間変化するかもしれない。

F.その病気に関連したとらわれは、身体症状症、パニック症、全般不安症、醜形恐怖症、強迫症、または「妄想性障害、身体型」などの他の精神疾患でうまく説明できない。

治療

投薬療法と心理療法が用いられます。投薬療法ではSSRIなどの抗うつ薬が用いられます。心理療法では認知行動療法が用いられます。

また、本人が信頼する医師によって、病気の詳細な説明を受けることで、病気に対する不安が緩和されることがあります。