系統位置効果(初頭効果と親近効果、中心特性と周辺特性)、系統位置曲線【公認心理師試験対策】

2021年3月20日

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系統位置効果とは、刺激として与えられる位置(順序)による効果のことです。

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系統位置効果

系統位置効果には、『初頭効果』と『親近効果』があります。

『初頭効果』は、初めに与えられた刺激が認知、記憶、印象形成などに影響を与えやすいとする効果です。

『親近効果』は、最後に与えられた刺激が認知、記憶、印象形成などに影響を与えやすいとする効果です。

■例えば、沢山の指示を受けたとき、最初と最後は意識的に記憶しやすいですけど、中間の指示って忘れがちじゃないですか?

中心特性と周辺特性

印象形成については、系統位置効果のほかに『中心特性』と『周辺特性』という2つの特性が影響しています。

『中心特性』は、核となる重要な情報のことです。

『周辺特性』は、核以外の周辺情報のことです。

■例えば、パソコン(中心機器)に接続するキーボードやマイクなどの機材を周辺機器といいますよね。

系統位置曲線

記憶を保持・想起する過程で、沢山の事柄を記憶する際、系統位置効果が現れます。

初頭効果として沢山の事柄の中の最初に目にした事柄、親近効果として沢山の事柄の中の最後に目にした事柄は、記憶を想起するためにかかる時間が短いということが分かっています。

この想起するのにかかる時間をグラフ化したものを『系統位置曲線』といいます。初頭効果と親近効果が現れるため、「U字型」の曲線になります。

■めちゃくちゃ簡単に言えば、最初と最後は記憶に残りやすい。ということですね。