第3回公認心理師試験を受けました。勉強方法や体験談をお話します。【公認心理師試験対策】

2021年3月3日

公認心理師試験は、2020年12月20日で第3回試験が行われました。第3回試験は、当初は6月に行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、12月に延期したという流れがあります。

僕は大学院(教育科学専攻)において学校心理士という資格試験を受験するために単位を履修していたこともあり、『D1』で受験しました。

もともと僕は大学院で学校臨床心理学を専門としていて、大学院を修了してからは、学校教員をしていました。特別支援学校と高等学校での勤務経験があります。

いずれは、教育相談などの仕事をして、それを実績として学校心理士の資格を取得しようと考えていましたが、良いタイミングで大学院時代の先生から『学校心理士の単位を取得している人は、公認心理師試験の審査書類を送れば、受けられるようになったよ。』とメールがきて、それから勉強をスタートしました。

最初は過去問

このメールが来たのが、2019年の2月くらいでした。僕は第2回試験も受けています。勉強できる期間が短くて第2回試験は練習だと思って受けています。

僕は、全国大会に行くような部活動の顧問をしていて、勉強する時間が本当になかったので、朝6:30に出勤して、授業準備や事務作業などを終わらせてから勉強していました。あとは、休日の部活動が始まる前、合宿や大会の宿舎などでコツコツ勉強しました。

最初にしたことは、『過去問』です。とはいえ、第1回試験、第1回追加試験しか過去問がない状況でしたので、『臨床心理士試験』の過去問もやっていました。

■臨床心理士試験の過去問は、公認心理師試験よりも詳細で難しいです。勿論のことですが、『臨床』に特化しているので、産業心理学などは勉強になりません。

第2回試験の受験

第2回試験を受験した際、ちょうど九州インターハイが行われていて、僕の勤務していた学校は、負けてしまったので、途中で帰ってきました。九州といっても宮崎県です。特別急行で鹿児島中央駅、鹿児島中央駅から新幹線で三重県まで帰ってきて、第2回試験はその2日後とかでした。勿論、勉強する時間はなく、第2回試験は18点足りなくて落ちてしまいました。(想定内‥‥涙)

過去問を終わらせる

第2回試験が終わって、リベンジを誓い、翌日から勉強し始めました。3ヵ月くらいで公認心理師試験の過去問、臨床心理士試験の過去問を全て2周やりました。分からない用語や概念、理論などはネットで調べたりして勉強しています。

より広く参考書で勉強

僕が主に使った参考書は、公認心理師試験対策を謳う2冊と心理学検定のキーワード集です。

公認心理師試験対策の参考書は、2冊を2周読みました。本当に読んだだけです。とはいえ、2冊ともに記載されている部分は重要であること、若干の記載内容の違いがあることで、十分に広く浅く知識をつけることができました。

心理学検定のキーワード集は、公認心理師試験対策の2冊よりも詳しく書かれています。脳神経や産業、福祉の分野についても詳しく記載されているので、僕は辞典のように使っていました。特に勉強したい部分は、白紙にビシッと書き写すなどして、勉強しました。心理学検定のキーワード集で、おおよその勉強ができたと思っています。

■公認心理師試験対策のペンギンと心理学検定は、シリーズもので一問一答の問題集があって、僕も全部買いましたが、オススメしません。一問一答ですので、あまり詳しく書かれていないので、公認心理師試験の得点には繋がりにくいと思います。

退職と延期

僕は、教員としての働き方に身体を壊してしまい、退職を決意しました。逃げ場を無くすことで、公認心理師試験に全振りしようと考えたのです。公認心理師になれたら、児童福祉関係に就職するかフリースクールを個人開業しようと考えました。

3月末に退職をして、第3回試験の延期する前の6月に焦点を合わせて、勉強時間を増やしました。過去問と参考書でおおよそ網羅をして、あとは現任者講習会テキストを読んで、残りの時間を過ごそうと思っていた矢先、『延期』が決定します。

第3回試験12月まで

かなりモチベーションを上げていたので、困ってしまいました。無職になり、さすがに6ヶ月を勉強だけで過ごすのは、勿体ないと思いました。

そこで、まだ動きづらい身体を何とか動かし、賃貸アパートを事務所券住居として借りて、フリースクールを個人開業しました。3ヵ月くらい準備期間を作って、その間もフリースクールの宣伝用にホームページを作ったりして、勉強はそこそこに過ごしました。

10月にフリースクールをスタートしましたが、子どもが来ないので、ホームページのコンテンツを増やそうと思って記事を量産する日々を過ごします。

それも『公認心理師試験対策』という記事をたくさん書いて、自分の勉強にも活かしました。既に多くを網羅できているので、あとは深めるのみです。

第3回試験まで残り1ヶ月

残り1ヶ月は、公認心理師という資格が、臨床心理士や精神科医の方たちから評価されていないという論争を前から知っていたこともあり、何となく臨床心理士試験よりの出題が増えると予想しました。

そこで、YouTubeで筑波大学の精神科医である松崎先生が、分かりやすく精神医学を解説してくれていることを知り、残りの1ヶ月はずっと松崎先生の動画を見て勉強しました。(「寝る前は必ず3本は見る」を継続しました。)

■動画は沢山あります。僕は病気や障害の主症状や薬での治療、薬の副作用、認知症などを特に見てました。かなり分かりやすいです。

第3回公認心理師試験を受ける直前

僕は、居住地が三重県ですので、愛知大学名古屋キャンパスでの受験でした。第2回のときは愛知淑徳大学名古屋キャンパスの受験でした。電車で行ったのですが、松阪市から1時間30分くらいなのですが、駅までの時間、駅から歩く時間も考えると、ちょっとしんどかったので、ホテルに一泊しました。

『るるぶトラベル』という予約サイトを使って、コロナの影響で安くなっていたのか、一泊4000円で名古屋駅付近の綺麗なホテルに泊まることができました。コロナの対策のためにご飯はコンビニで我慢しました。

当日、愛知大学に向かってみると、名古屋駅から大勢の受験者が歩いていて、それについていきました。おかげで迷うことはなかったです。一応、Google Mapsで調べていましたが‥‥

■愛知大学の建物に入るときは、手指の消毒と検温があり、入室しました。入室までがエスカレーターと階段に分かれて入ってくださいと言われ、僕は階段で向かいました。建物に入ってから、ズラズラとゆっくり進むしかないので、5分くらいかかります。早めに会場に向かったほうがいいですね。

第3回公認心理師試験

僕の予想通り、臨床心理士試験よりの出題が多かったように思います。かなり細かい知識が求められていて、公認心理師試験対策の過去問や参考書だけで勉強した人には酷な内容だったかもしれません。

公認心理師試験は、まだ3回ですが、徐々に難しくなっていると思います。特に第3回は臨床心理士よりの出題ばかりで、福祉、教育、産業の分野を主にしている方にとっては、かなり難しく感じたはずです。

僕も、分からない問題が多くて、午前は焦っていましたが、事例問題は確実に得点できた自信があります。

回答速報を見て

試験が終わって帰宅した翌日、もう予備校みたいなところが回答速報を出していました。僕も答え合わせをしてみました。3社の回答速報を見て、数点の違いはあるものの、一致度は高かったです。

僕は、一番低く見積もって148点くらいでした。マークミスがなければ、たぶん合格だと思っています。やはり網羅して少し油断がありました。延期していなければ、落ちていたと思います。延期した期間で深いところまで勉強できたのが功を奏したかんじです。

最後に

皆さんいかがでしたか?僕もコロナに振り回されている一人ですが、公認心理師になって新たな道を切り拓きたいと思っています。

結果発表は2月ですね。また合格したら記事を書こうと思います。勉強方法については、もう過去問や参考書だけの勉強は通用しないかもですね。来年度は更に難しくなると思って、対策をしてくださいね。

僕の公認心理師試験対策のブログも参考になると思いますので、ぜひご利用ください。