レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)【公認心理師試験対策】

2021年2月26日

レストレスレッグス症候群

レストレスレッグス症候群(Restless Leds Syndrome)は、むずむず脚症候群とも呼ばれ、下肢に不快感を抱く病気です。女性に多いとされています。

鉄分の不足により発症するため、妊娠中に起こることが多いとされています。年齢を重ねる毎に鉄分不足になりやすく、それに伴いレストレスレッグス症候群も年齢が上がることで発症しやすくなります。

レストレスレッグス症候群は、夕方以降、特に就寝時や就寝前に起こります。下肢がむずむずして、動かさないといられない、かきたくなる、といった症状が現れます。診断基準としては、この症状が週に3回、3ヵ月以上持続している状態を指します。

公認心理師試験対策としては、レム睡眠行動障害やアカシジアとの違いを理解していることが問われる場合があると予想できます。

レム睡眠行動障害は、寝ている間に寝床で動いたりする夢遊病の類です。子どもの夜驚症やレビー小体型認知症の症状にもみられます。アカシジアは主にドーパミン受容体遮断薬を服用して誘発されます。

レストレスレッグス症候群の診断基準

引用:DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引

A.脚を動かしたいという強い欲求は、通常、落ち着いい不快な下肢の感覚を伴い、またはそれに反応しており、以下の特徴のすべてを有している。

  1. 脚を動かしたいという強い欲求は、安静時または低活動時に始まるか、増悪する。
  2. 脚を動かしたいという強い欲求は、運動することで、部分的または完全に改善する。
  3. 脚を動かしたいという強い欲求は、日中より夕方または夜間に増悪するか、または夕方または夜間にしか生じない。

B.基準Aの症状は週に3回以上生じ、その状態が3ヵ月以上続いている。

C.基準Aの症状は、臨床的に意味のある苦痛、または社会的、職業的、教育的、学業的、行動的、または他の重要な領域における機能障害を引き起こしている。

D.基準Aの症状は、他の精神疾患または他の医学的疾患によるものではなく、行動的障害では説明できない。

E.その症状は、乱用薬物または医薬品生理学的影響(アカシジアなど)によるものではない。

レストレスレッグス症候群の治療

大塚製薬ホームページによると、投薬治療と生活習慣の改善が主になっているようです。鉄分を補給できる錠剤の使用や食事内容の改善、アルコールやカフェインを控えること、規則的な就寝と起床、就寝前の軽めの運動、下肢のマッサージが有効とされています。

大塚製薬ホームページ【外部リンク】