【バレーボール】レシーブの極意は「状況で使い分ける」

こんにちは。

僕は、高校教員をしていました。勤務校は、バレーボールの全国常連校で、春の高校バレー(全国大会)ではベスト16になったときにコーチをしていました。

また、僕は大学でもバレーをしてきて、今でも社会人クラブチームに所属しています。もうかれこれバレー歴は16年を超えました。この経験からバレーボールの技術や楽しさなどをお伝えできればと思います。

今回は、バレーボールを上達したい子どもたちに向けて、レシーブの極意を伝えようと思います。

レシーブの極意

レシーブは、セッターにボールを送るために必須のスキルです。僕自身、本職はセッターです。時々、リベロもします。どちらの経験もあるので、よくわかるのですが、

セッターがジャンプトスができる位置、ほぼ動かなくてもよい位置、攻撃を全て使える位置、にボールを送ってもらえると、セッターの能力が最大限に発揮できます。

重要なポイントは、コントロール、ボールの高さ、回転の少なさ、セッターのトスの位置で山ができる、などです。

「山ができる」というのは、コントロールや高さが良くても、ライナー性の鋭いボールだとセッターはトスを上げられません。フワッとしたボールの方がセットアップもしやすく、ボールタッチも丁寧にできる余裕ができるので、質の良いトスが挙げられます。

レシーブを使い分ける

レシーブを大きく分けると、アンダーハンドパス、サーブレシーブ、スパイクレシーブがあります。

レシーブというと、全て同じように行っているように見えますが、実はレベルが高いバレーボール選手は、レシーブを使い分けています。

◆アンダーハンドパス

これは、チャンスボールが返ってきた時などに、セッターに丁寧にボールを送り出すパスです。リラックスして、柔らかくボールを送り出したい場面です。

アゴを上げずに膝を使ってボールを送り出します。強いボールがくるわけではないので、しっかりセッターのジャンプトスができる高さを狙って送り出します。

◆サーブレシーブ

これは相手のサーブに対して、そのボールをセッターに向けてなるべくセッターが全ての攻撃を選択できる位置と余裕のある高さを狙って、ボールを送り出します。

▷緩いサーブ

緩いサーブに対しては、ほとんどアンダーハンドパスのようにレシーブをしてもいいと思います。

▷強い変化のあるサーブ

強い変化のあるようなサーブに対しては、完璧な位置にレシーブすることは難しくなります。ですから、ふんわり高めにセッターが少し動いてトスできる程度のところを狙うといいと思います。

変化に対応することが求められるので、ボールを十分に引きつけて、しっかり足を地面につけて、レシーブするといいと思います。

強いサーブは、送り出さなくても、しっかり腕の面をセッターの方向に向けていれば、それなりに上げられます。送り出すことよりも、ボールの落下点に速く移動をして、腕の面を速く作って、待ち受けることが大切です。間に合わずに腕を振ってしまうと、願いどおりに返球することが難しくなります。

▷ジャンプサーブ

ジャンプサーブは、鋭いドライブ回転があることが特徴です。体重も乗っているので、サーブレシーブとしては、ほぼスパイクレシーブのような体勢をとることが求められます。

ボールの落下点に素早く移動して、送り出すことよりも、しっかり硬めた腕に当てることが大切です。これも完璧な位置を狙うことが難しいので、ドライブ回転を少し和らげてあげるイメージで、少し力を吸収して、大体の位置、大体の高さで、ゆったり返球してあげると丁寧だと思います。

◆スパイクレシーブ

スパイクレシーブは、プロのレベルでも完璧にセッターに返球することは難しいです。なので、とにかくコートの中に返球することが大切です。反復練習を切り返すことで、少しずつセッターの位置に返球できるようになっていきます。

スパイクレシーブでは、腕を振らないことは当然のこと、スパイクの威力を少しでも吸収して、あげるといいと思います。アゴを引いて、しっかりと硬めたフォームで、「当てるだけ」のイメージで、面をしっかり前に向けてレシーブしましょう。無理に送り出す必要はありません。とにかく当てて、味方に繋ぐことが優先されます。

レシーブのフォームについて

個人的には、難しいボールに対してこそ、丁寧なフォームを心がけるといいと思います。特にスパイクレシーブのときは、間に合わずにフォームが崩れてしまいます。

でも、一番かっこいいレシーブは、完璧にフォームを作って、微動だにせずレシーブすることです。フライングレシーブで、ファインプレーをすると、見栄えはいいかもしれませんが、個人的には微動だにせずレシーブをする選手を見ると、「洗練されたレシーブだ」と感動します。ぜひ、目指してみてください。

アンダーハンドパス、サーブレシーブ、スパイクレシーブと大きく3つに分けました。それぞれ微妙にレシーブの仕方違いがあります。なかなか言葉で説明するのが難しいのですが、明確に異なっています。

これからプロや大学の試合などを見るときは、こうしたレシーブ使い分けを意識して見ていただけると、あなたのレシーブはレベルアップできると思います。

例えば、ほとんどネットの反対側を向いてレシーブした選手がいたとします。上手な選手は、腕を振らずに面の角度を保ったまま、当てるだけのレシーブをしているはずです。

これは、適当にレシーブしているわけではなく、しっかり狙ってレシーブしている証拠です。つまり、フォームがどれだけ崩れようとも、面はセッターの方に向け、身体の使い方をイメージしてレシーブしているわけです。

ここまでできるようになると、フォームをいちいち気にせずともレシーブができるようになります。高校の全国大会レベルにもなると、これができる選手は多いと思います。中学生の全国大会も見ますが、できている選手はほとんどいません。この身体の使い方上手さが中高生の違いなのかもしれません。

最後に

いかがでしたでしょうか。

バレーの記事を始めて書いてみました。なかなか画像も用意できませんし、動画を載せるのも大変ですから、言葉だけの説明になりましたが、分かる人には分かるかなと期待を込めて書いてみました。

反響があれば、また書いてみたいと思います。もし、いい記事だと思ったら、Twitterもやっていますので、ぜひ感想をお聞かせください。

では、今回はここまでです。