【中学生の不登校】元教員が高校受験合格へのヒントをお教えします。【推薦入試(面接・小論文)編】

中学生やその親の大きな悩みの1つ目に高校受験があげられます。特に不登校の子にとっては、成績と出席日数の点で不利です。

今回は、高校受験で合格できるように、推薦入試を想定した面接や小論文の対策の仕方を紹介したいと思います。

◆一般入試については、別の記事がありますので、そちら(↓)をご覧ください。

①高校受験の方法を知る

高校受験は、都道府県、公立・私立で異なります。また、公立高校では前期入試と後期入試、私立高校では一般入試、推薦入試、AO入試があります。こうした高校受験の方法をしっかり調べてください。

◆こちら(↓)の記事を読んでください。

②推薦入試のメリットとデメリット

今回は、私立高校の推薦入試についてお話しようと思います。一部、公立高校の前期入試にも該当する部分もあります。

推薦入試のメリット

推薦入試には、専願と併願があります。

専願は「合格したら入学します」という前提で受ける方法です。私立高校は生徒の数を確保したいので、専願の受験者を落としづらいのです。この意味で、専願は最も合格しやすい受験方法と言えます。

併願は「他の高校も受けて、どっちにいくかわかりません」という前提で受験する方法です。専願に比べて、合格しにくくはなります。人気の高い学校で、生徒数が十分に確保できる見込みがある学校だと結構な数が落とされるので、推薦といえど安心できません。

とはいえ、推薦は中学校が「この生徒なら相応の能力がありますよ」と紹介するような受験方法なので、推薦された時点で、合格しやすいです。

推薦入試のデメリット

先ほどお話したように、まずは中学校から推薦してもらう必要があります。不登校の場合、成績や出席日数の点で不利です。もし、同じ中学校内で、同じ高校への推薦入試を希望する生徒がいて、推薦できる枠が溢れてしまった場合は、成績と出席日数の差で負けてしまい、推薦が受けられません。

つまり、不登校という状況には厳しい条件ということになります。初めから「推薦でいける」と思わず、とにかく勉強して、一般入試で受験する準備はしておきましょう。

③推薦入試の準備をしよう

推薦入試で受けられるようになったとして、話を進めていきます。次に、推薦入試の準備をしましょう。

面接練習

可能であれば、在席する中学校の先生にお願いして、面接の練習をしてもらってください。面接といっても、質問される内容は受験する学校によって異なります。ほぼ確実に自己PRや志望動機は聞かれます。中学校の先生は、毎年、高校の面接練習をしたり、高校の情報を持っていますから、入室や着席の仕方、質問内容まで、かなり詳しいです。

また、毎年、受験した生徒から、どんな質問があったかなど調査もしているので、答えをしっかり準備することができます。僕が、勤務していた高校でも、凄く準備してきた中学生を見てきました。高校側も、変に質問を変えたりはしません。何よりも、しっかり準備してきたか、ということが見られます。緊張して噛んだとかは、問題ありません。ただ、質問されたことと関係ないことを答えたり、黙り込んでしまったりすると、点数は下がります。

学校で練習できないときは、面接の参考書を買って準備するか、合格した先輩などに聞いて情報を仕入れましょう。

小論文の練習

こちらも学校の先生に見てもらえると安心です。面接と同様にどんな問題が出るかのデータがありますから、過去問を解くかんじで、小論文を書いてみて、先生に添削してもらうといいと思います。面接や小論文は、塾では見てもらえないので、学校に行けない場合は、親に見てもらうしかありません。適応指導教室やフリースクールには、教員経験のある支援員もいますから、教えてもらえることもあります。

不登校経験を武器に変える

高校側が気になるのは、進学したとして、学校に来なくなるのではないか、中途退学や転学してしまうのではないか、と合格させていいか悩まれます。特に私立高校では、収入に関わるので、ちゃんと3年間で卒業してくれるのが、嬉しいわけです。

つまり、面接では不登校であったことをあえて晒して、この高校に入って頑張りたいという旨を伝えることが効果的です。少なくとも、面接官の印象に残ります。僕も、そうでした。練習どおりにこなすだけの子よりも、アツく話をする子の方が、その場で名前も憶えるくらい印象に残ります。

面接試験のあと、面接官の先生たちは、面接の評価を職員室や会議室で、再検討するわけですが、そこでも話題に上がります。高校に来て頑張ってほしいなと思ってもらえたら面接は良い評価が得られると思います。ただし、入室や着席の仕方といった基本ができていないと、逆に良くない印象が残ってしまうので、内容以外の部分も手を抜かずに準備しましょう。

最後に

一般入試編と合わせて読んでいただいて、何かしらの参考になれば幸いです。不登校になったとはいえ、中学生で夢を諦めないでください。ぜひ、高校受験で頑張って、目標に向かって頑張ってください。陰ながら応援させていただきます。

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