障害福祉サービスの申請と利用【公認心理師試験対策】

2021年11月1日

障害福祉サービス

障害福祉サービスは、障害者総合支援法に基づく福祉サービスのことです。訪問介護やグループホーム、就労支援など多岐に渡ります。

利用条件

障害福祉サービスを利用するには条件があります。

  • 身体障害者の方は『身体障害者手帳』
  • 知的障害者の方は『療育手帳』
  • 精神障害者の方は『精神障害者保健福祉手帳』
  • 指定難病患者の方は『特定疾患医療受給者証』

特定の機関において診断を受け、上記の手帳や受給者証を持つことで障害福祉サービスを受けることができます。

申請と利用

申請と利用の流れは以下の通りです。

  • ①市区町村の障害福祉担当窓口に相談・申請
  • ②『サービス等利用計画案提出依頼書』を受け取る
  • ③相談支援事業所に『サービス利用計画案』を作成依頼
  • ④相談支援専門員によるアセスメントを受ける
  • ⑤認定調査員による調査を受ける
  • ⑥調査を受け、障害支援区分が認定される
  • ⑦ ④〜⑥を参考に『サービス利用計画案』が完成する
  • ⑧『サービス利用計画案』を市区町村に提出
  • ⑨受給者証が発行される

サービスを受ける場合は、受給者証の提出を求められます。障害支援区分は、必要とされる支援の度合が低いほうから区分1〜区分6まであります。