【おすすめ】不登校の子や発達障害がある子向けのオンライン教材サービス【すらら】
今回は、不登校や発達障害がある子どもの支援をする中で、保護者の方に教えていただいた『すすら』というオンライン教材を紹介したいと思います。
公式ホームページより、注目箇所を抜粋して紹介します。不登校や発達障害に対して理解がある、特化した利便性のあるサービスだと思います。
すらら
『すすら』はインターネットを接続したパソコンやタブレットで利用できるオンライン教材で、小学生・中学生・高校生が利用できます。
国・数・英・理・社の5教科を学ぶことができます。
特徴① 【無学年方式】
『すすら』では、【無学年方式】という謳い文句があります。通常、オンライン教材の多くは「○年生 □月号」のように学年別で学校の学習進度に合わせた教材となっています。
一方、『すすら』では【無学年方式】といって学習進度に困り感のある子ども向けに、学年に関係なく教材が選べるよう準備されています。単元をさかのぼって勉強できるため、学習しやすくなっています。
また、学校に通いながらの予習や復習の意味で利用する方もいますが、学校での授業を受けなくても理解しやすいように工夫されています。
■不登校のお子さんの場合、学校との連携があれば、出席扱いにすることができるかもしれません。
特徴② 【対人不安を回避】
講師が授業している映像ではなく、アニメーションによる進行となっているため、対人不安を抱きやすい子には適していると言えます。また、ゲーム形式になっている部分もあり、受動的学習にならない工夫もされています。
特徴③ 【自動の難易度調整】
教材をすすめる中で、子どもが自分で難易度を選ぶことが難しい場合、もしくは自分に適した難易度がよくわからない場合に、問題の正誤から自動で難易度を調整してくれる機能があります。
特徴④ 【コーチの支援】
『すらら』では、「すららコーチ」と呼ばれる講師が保護者をサポートしてくれます。子どもの特性や特徴に適した学習設計を一緒に考えてくれます。
無料の相談で知能検査
僕がホームページを見てて、特に面白いと思ったのが『すすら』は、無料相談で『K-ABC Ⅱ』という知能検査を受けられることです。下記の問題が解決しやすいといいます。(すらら公式ホームページより)
- 何回教えても理解しない
- 漢字を反復練習しても覚えない
- 得意/不得意の差が大きい気がする
- 塾、家庭教師、通信教材と色々試したけどどれも上手くいかない
- もしかすると発達障害、学習障害、グレーゾーンかもしれない
- 発達障害かもしれないけど診断を受けに行くのは気が引ける
- WISC-Ⅳを受けたけど学習支援に結び付けることができていない
K-ABC Ⅱ は、アンケート形式の知能検査で、誰でも不安なく行うことができる知能検査です。発達支援施設で受けようとすると、少し敷居が高いように思われる方には、良い機会かもしれません。
知能検査の結果を参考に、子どもの『認知処理能力』や『基礎学力』の凹凸を知ることができ、それを学習プログラムに反映することができるそうです。
最後に
不登校の子を持つ保護者の方からSNSを通じて、『すらら』を教えていただきました。
不登校の場合、教育支援センター(適応指導教室)やフリースクールに通っていると、所属する校長の判断で学校教育における「出席扱い」となることが多いです。近年、これが家庭学習でも認められるようになってきました。
その保護者の方は、所属する学校の校長に承認してもらって、『すらら』を利用した家庭学習で「出席扱い」にすることができたそうです。
今回は、抜粋しての紹介となりましたが、詳しくは『すらら公式ホームページ』を見て、ご検討ください。