カプランの予防モデル(一次、二次、三次)【公認心理師試験対策】
カプランの予防モデル
カプランもしくはキャプラン(Caplan,G.A.)は、コミュニティ心理学を軸に、都道府県や市区町村にあたる行政によるアプローチ方法を考えます。
そこで、支援の方針として、予防、危機介入、コンサルテーションの3つが重要であると考慮されます。
そして、そのうちの予防に着目する段階で、カプランは予防精神医学という概念を発展させます。その中で、カプランは予防的介入を3段階に分けて示しました。(一次予防、二次予防、三次予防)
一次予防
一次予防は『発生予防』です。問題が発生する前に対策をとることで発生率を下げます。
心理教育や啓発活動など
二次予防
二次予防は『早期発見・早期治療』です。問題が重症化する前に発見・治療します。
健康診断やストレスチェックなど
三次予防
三次予防は『再発防止・社会復帰』です。問題を解決・改善したあと、再発防止・社会復帰を支援します。
リハビリテーションなど