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アドバンス・ケア・プランニングと人生会議【公認心理師試験対策】

2021年3月20日

アドバンス・ケア・プランニング

アドバンス・ケア・プランニング(Advance Care Planning :ACP)とは、主に病院で用いられる言葉で、病気で入院している患者とその家族が、医療者や介護士などと共に、現在の病状の悪化や意思決定能力の低下に備えて、今後の医療や介護について話し合ったり、終末期で意思決定ができなった場合に本人に代わりに意思決定をする人を決めておくことです。

ACPは、終末期ケア(ターミナルケア)の考えのもと、可能な限り患者本人の思いを大切にして、医療や介護の体制や家族の合意を得て、方向性を決めていきます。

厚生労働省もACPを推奨しております、『人生会議』という名称で親しみやすく活動を推進しています。

【厚生労働省の人生会議】

健康な人の人生会議

ACPは、病気で入院している患者ではない、健康な人に対しても有用となっています。普通に生活をしていたとしても、脳梗塞や脳卒中などの脳血管障害や外傷による脳損傷など意識を失う可能性があるわけです。

少し本筋からズレますが、家族でかかりつけ医を把握し合ったり、入院した際の動き(保険や入院の手続きなど)を話し合うことは、とても大切です。

特に、親が意識不明で急遽入院した際に、幼い子どもがいる場合、子どもは何も分からないわけです。あらかじめ誰に養育をお願いするか、もしくは児童養護施設などの利用について情報を得て、共有しておくなど、準備しておいたほうがいいことは結構あります。

児童養護施設には、一人親家庭の保護者がやむをえない理由(病気・負傷など)で児童を養育できなくなったときの「ショートステイ」、一人親家庭の保護者が残業などで帰宅が恒常的に夜間にわたるとき、放課後に児童を通所させ、生活指導・夕食の提供などを行う「トワイライトケア」を提供しているところもあります。