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レビー小体型認知症【公認心理師試験対策】

2021年2月26日

公認心理師試験において認知症は、知識と支援方法について出題され、配点の高い事例問題でも出題されるため、必ず勉強しておきたい部分です。

今回は、レビー小体型認知症について分かりやすく解説します。

レビー小体型認知症

レビー小体型認知症は、脳で特異な蛋白質ができ、中枢神経や自律神経にレビー小体として蓄積することで生じる認知症です。

レビー小体が脳幹に蓄積すると、手足が震えたりするパーキンソン症状が起こります。さらに大脳皮質にレビー小体が蓄積すると、もの忘れや理解力の低下が生じます。

レビー小体型認知症は、認知症の約20%ほどを占め、アルツハイマー型認知症に次いで2番目に多いとされています。また、女性よりも男性に多いです。

レビー小体型認知症の症状

中核的症状としては以下のとおりです。

  • 認知機能の低下
  • パーキンソン症状
  • 幻視
  • レム睡眠行動障害

■認知機能については、進行していくものではありますが、変動性があり、時間や日によって症状の重さが異なります。

■パーキンソン症状は、上手に筋肉が動かせず硬直したり、震えたりします。歩行時も転倒しやすくなります。次第に歩行困難となり、常時介護が必要となります。

■幻視では、具体的な体験を語る人が多いです。「廊下に男性が立っている。」や「(施設や病院の中)猫が走っていた。」などです。

■レム睡眠行動障害は、睡眠時にベッドの上で暴れたり、歩きだしたりします。寝ぼけとは違うと分かるくらいに動いたり奇声を上げたりします。

その他、認知症全般にみられる遂行機能障害や注意障害もみられます。また、生きづらさがあるため、うつ症状を示すことも多いです。

公認心理師試験対策

認知症は、知識問題だけでなく事例問題としても出題されやすいです。

【例題1】レビー小体型認知症について、誤っているものを次の選択肢から選びなさい。

  • 認知機能の障害には変動性がみられる。
  • レム睡眠行動障害があるため寝床の周りはテーブルなど角のある物を配置しないようにする。
  • 中核神経にレビー小体が蓄積すると理解力の低下が起こる。
  • パーキンソン症状がみられる。
  • 具体的な幻視がみられる。
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