賃貸アパート入居編【賃貸で個人開業】
2020年9月です。前回のブログに書きましたが、8月に賃貸アパートを『事務所兼住居』として、借りました。今回は、現状レポートになります。同時に初めて賃貸を借りる方にもわかりやすいように書いておきます。
入居までにすること
電気、水道、ガスの契約
入居するにあたり、必要なのが『電気』『水道』『ガス』の契約です。これは、賃貸の契約をしたときに、不動産屋が斡旋している会社を紹介してもらえます。紙にまとめて書いてあります。その紙に書いてある電話番号に連絡して契約の申込をしてください。
電話する前に準備しておくべきものは、『住所が書いてある契約書』です。電話をすると、水道と電気は「契約した住所」「名前」「電話番号」「いつから利用するか」を聞かれます。ガスについては「工事の日時」も聞かれます。
「ガスの工事」は立ち会いが必要です。工事の日時は、相手方の都合にも左右されますが、予め先1週間くらいの予定を確認しておいた方がいいです。水道と電気は立ち会いがありません。
契約する際、料金の支払い方法を聞かれます。「振り込み」か「口座引き落とし」です。「振り込み」は毎月もしくは2ヶ月毎に送られてくる利用料金票をコンビニなどに持っていき、振り込みをして、利用料金を支払います。これは面倒くさいです。「口座引き落とし」は、利用料金が銀行の口座から自動で支払われます。こっちのほうがラクです。ただし、入居のタイミングによっては、最初の1ヶ月に「口座引き落とし」の反映が間に合わないことがあって、最初の1ヶ月だけ振り込みでお願いしますと言われることもあります。
インターネットの契約
インターネットの契約については、賃貸によっては備え付けで利用できる場合もあります。僕が借りた賃貸では、各人で契約してくださいとのことでしたので、スマホがドコモなので、プラン割がある「ドコモ光」で契約しました。
電話をすると、「名前」「住所」「電話番号」「工事の日時」を聞かれます。工事は立ち会いが必要です。利用料金の方法も水道などと同様です。
有線で繋ぐことがデフォルトですが、無線LANで繋げたいと伝えると、無線LANの機械を無料でレンタルできるサービスがありました。これは自分で買ってもいいです。通信速度などを検討して、決めればいいです。
住民票
住民票は、仕事をする上で、現住所として必要だったり、住居手当や引越手当などが貰える場合は、現住所として住民票を変える必要があります。入居してから2週間以内に届出をする必要があります。
市区町村の役所か市民センターのホームページを見ると、住民票を移動するまでの手続きが書いてあると思います。
別の市へ引っ越す場合
基本的には、自分の住んでいる市から別の市に引っ越しする場合は、転出届(前に住んでいた場所から出ますという届)を住んでいる市区町村から発行してもらい、次に住む市へ持っていきます。そして、次に住む市で転入届を作成してもらって、住民票の移動は完了です。
この必要物についても、役所や市民センターのホームページに書いてあります。受付で住民票をいただきたいと伝えると手続きしてもらえます。発行にお金が要ります。
注意しておきたいのは、住民票を変えると、運転免許証の住所も変えておいた方がいいです。免許センターに行って、書き換えてもらいます。結構、並んだりして時間がかかります。車の保険など関わってきますので、変えておいた方がいいです。
同じ市の中で引っ越す場合
転入届・転出届は必要ありません。そのかわりに転居届を市に届け出る必要があります。入居している期間が短期の場合や生活拠点が前の居住地の場合は、出さなくても良いそうです。ただし、正当な理由がなく届出がない場合は、懲罰があるとのことなので、電話か窓口で条件を確認することをおすすめします。
郵便物
住民票を変えていない場合、郵便物が前に住んでいた住所に届きます。実家から転居する場合は、実家に届くので、あまり困りませんが、賃貸から賃貸へ転居する場合は、次の借主に迷惑がかかるので、郵便物の配送住所を変える必要があります。
入居して数日経つと、郵便局から「転居届によって郵送場所を確認しておりますが、貴方様の郵送場所が確認できておりません。」と、ハガキくらいの紙が投函されます。この紙に転居した先の住所を書いて、ポストから送り返してください。これで反映されてからは、ちゃんと郵便物が手元に届くようになります。また、自分で予め郵便局へ行き、「転居をしたので…」と手続きをしてもいいです。
ただし、個人で契約した商品カタログなど定期的に送られてくるものは、各社のホームページから住所の変更を行わないといけません。
入居したあとにするべきこと
部屋のチェック
退去するときに、壁紙やフローリングを貼り替えることを前提として、料金が取られていればいいのですが、備え付けの物に傷をつけたり、穴が空いたり、凹んだりしたときに、取り替えが必要になると、お金を請求されるかもしれません。
なので、入居した段階で既にある傷、穴、凹みなどをチェックしておきましょう。証拠として写真を撮って、残しておくとよいです。日にちが残るようにスマホの画面や新聞などを写り込ませるとよいです。できれば、Wordなどで文書化して、写真を貼り付け、印刷し、契約時の紙と一緒にファイリングしておくと完璧です。
チェックする箇所は、床、ドア、敷居、壁など細かく見ておきましょう。台所の扉や水漏れ、シミなども徹底的に見ておいてください。もし、これはダメだと思ったら、管理会社(不動産会社とは別の建物の管理者)に連絡をして、修繕してもらいましょう。家賃相応なので勘弁してと言われることもありますが、ほとんどの場合、タダで直してくれると思います。
最後に
とても手続きが多くて、仕事をしながらだと大変かもしれません。市役所は平日の17時までしか開いていませんからね。届出はなるべく計画的にやって、早めにした方がいいです。