【第3回】投資初心者におすすめの投資信託・ETFポートフォリオ【楽天証券】

2022年9月4日

投資を始めたいけど何をしていいか分からないという方のためにこれだけ買っておけば大丈夫というポートフォリオを紹介します。◆2022年3月時点

基本的な投資の運用方針は↓記事のとおりです。

なお、僕が実際に使用している楽天証券を使う前提で紹介します。他の証券会社を使用している人にも参考になると思いますので、照らし合わせて一読ください。

■投資は自己責任。紹介するポートフォリオは安全度が高いことは間違いないですが、それでも「100%はあり得ない」ということを念頭に置いて投資を楽しんでください。

おすすめポートフォリオ

以下でポートフォリオを紹介します。投資信託と高配当株ETFを組み合わせたポートフォリオで、年利5%運用を想定しています。なお、投資信託とETFでの運用ということで、リスク分散も十分と考えています。

基本的には投資信託で積立していきます。入金に余裕があるときはETFにスポット投資します。ETFを購入することで10年後や20年後の配当金を高めています。これは好みがありますが、僕は定期的に配当金を貰えることでモチベーション維持になっています。

■月5万円の積立で10年後資産が776万円(うち運用収益176万円)、月10万円の積立で10年後資産が1550万円(うち運用収益352万円)となります。

ポートフォリオ(投資信託)

投資信託においては以下5つがおすすめです。

  • eMAXIS Slim 米国株式 S&P500
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(日本除く)
  • 楽天VTI 全世界株式
  • 楽天VTI 米国株式

僕は「eMAXIS Slim 米国株式 S&P500」を主軸に「楽天VTI 全世界株式」と「楽天VTI 米国株式」を積立投資しています。

■eMAXIS Slimシリーズは、運用コストを業界最低水準に抑えていることを売りにしています。長期に保有する上で、手数料を低くすることは非常に大切です。

■楽天VTIは、楽天サービスとの相互作用を期待できます。運用コストはeMAXIS Slimより高くなりますが、楽天ポイント等でプラスに運用できるなら楽天VTIを選ぶのもアリです。

迷ったら eMAXIS Slim 全世界株式

色々と考えるのが大変で、とりあえず1つ安定のファンドを教えてほしい!という方は「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」を購入しましょう。

この画像は、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の3年間の株価の動きを示したものです。

楽天証券ウェブサイト

コロナショックによる世界的な暴落があったものの、約1年で回復し、その後は上昇を続けています。

基準価額は2020年3月時点で8,300円程度、2022年3月時点で17,500円まで上昇しています。

投資信託を選ぶ際に重要な点は、①右肩上がりの実績、②運用コストの低さ、です。この両方を持ち併せ、今後の上昇も期待できるファンドです。

eMAXIS Slim 米国株式 S&P500を買う理由

eMAXIS Slim 全世界株式をおすすめしながらも僕が「eMAXIS Slim 米国株式 S&P500」を主軸として購入している理由をお話します。

投資家は、リスク分散を考慮します。全世界株式は国に対する分散ができていて、安定性があります。一方で、全世界株式ではなく米国株式を購入する投資家は「アメリカが経済の中心だ」という考えがあります。

要するに「アメリカ経済が傾けば、全世界株式も傾く」という理論です。僕もこの考えには賛同しており、実際に現時点では米国株式と全世界株式は同じ動きをしています。勿論、今後も同じかどうかは分かりません。

とはいえ、eMAXIS Slim 米国株式 S&P500 は全世界株式よりも運用コストが低いです。その上、似た値動きをするので、僕はコチラを購入しています。

↓eMAXIS Slim 米国株式 S&P500 の3年間の値動き

楽天証券

ポートフォリオ(高配当ETF)

高配当ETFにおいては、以下の4つをおすすめします。

  • iシェアーズ コア米国高配当株 ETF(HDV)
  • SPDR ポートフォリオ S&P500 高配当株式 ETF(SPYD)
  • バンガード・トータル・ストック・マーケット ETF(VTI)
  • バンガード S&P500 ETF(VOO)

僕は、HDVとSPYDを購入しています。初心者の方が資産形成をしていくに当たって投資信託を優先するのが良いと思います。ETFは配当金を得ることができるので、僕は将来のことを考えて育てています。

ETFは、配当金と値動きの両方を考慮します。配当金が高くても右肩上がりの値動きがないと、長期的に見たときの資産形成が増えづらいです。

例えば、年4回の配当金を貰い、配当金を再投資しない場合、値動きが微妙だと投資額が増えません。

一方で、配当金実績と値動きがどちらも上昇傾向にあるETFで配当金を再投資していくと、資産も増え配当金も増えていきます。

■VYMは配当金も値動きも増えているETFです。HDVは配当利回りは微妙ですが、構成にディフェンシブ銘柄が多いため暴落に強いです。

■SPYDは配当利回りが大きいのですが、値動きが微妙です。2022年の改定で買付手数料が無料になったので、配当金目的で購入しています。

まとめ:投資1ヶ月目の運用結果

  • eMAXIS Slim 米国株式 S&P500
  • 楽天VTI 全世界株式
  • 楽天VTI 米国株式
  • iシェアーズ コア米国高配当株 ETF(HDV)
  • SPDR ポートフォリオ S&P500 高配当株式 ETF(SPYD)

上記が僕が実際に運用しているポートフォリオです。

↓の記事に運用結果をまとめましたので、気になる方はご覧ください。

投資

Posted by Cozy