【第5回】株式投資で月1万円の不労所得を得る方法【SPYD】
はじめに
今回は、株式投資で月1万円の不労所得を得る方法を紹介します。
月1万円があれば、毎月少しずつ贅沢ができます。また、この方法は積み上げることで月2万円、月3万円…と増やしていくことが可能です。
月1万円というと、年12万円です。通常、年収を12万円アップさせるためには、仕事量が増えたり責任が重くなったりします。所属によっては上限もあるはずです。
これが不労で得られます。投資はあやしいと思う方もいますが、その場合は1万円を試しに投資して効果を検証してみてください。
投資初心者が「投資ってリスクがあるから…」と敬遠することも当然です。なので、今回は可能な限りリスクが低い方法を紹介します。
なお、本記事は【第2回】の記事を読んでもらった前提で話をしますので、ぜひご一読ください。↓
結論:SPYDに400万円を投資する
先に結論を言ってしまいます。やること自体は凄く簡単です。SPYDに400万円を投資するだけです。SPYDに400万円を投資すると、年間の配当金が12万円になり月1万円の不労所得が完成します。
以下に①SPYDとは何か、②なぜ400万円なのか、③安全なのか、を解説していきます。
①SPYDとは何か
SPYDは、State Street社が運用する米国高配当ETFで、正式名称は「SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF」です。SBI証券や楽天証券で扱うことができます。
S&P500指数の採用銘柄のうち配当支払い上位80銘柄を採用しているため、配当利回りは4~5%と高くなっています。
投資信託においては右肩上がりに成長している商品を買うことが重要ですが、ETFにおいてはSPYDのように高配当の商品を買い、その配当金で更に積立購入していく方法をとります。
②なぜ400万円なのか
SPYDの配当利回りは4~5%程度になっています。これは100万円を投資した場合、1年で4~5万円の配当金を得ることができるということです。
つまり、400万円を投資すると16~20万円の配当金を得ることができます。ただ、20%程度の税金を払う必要があるので、0.80倍すると1年で12~16万円程度の手取りとなります。
③安全なのか
SPYDに限らずETFの良いところは配当という形で定期的に利益を確定して得ることができる点です。投資信託では売るときまで利益が確定しません。
また、値上がり値下がりのタイミングだけポイントを抑えておけば、定期積立をする必要もありません。値下がりすると「損した」と焦るかもしれませんが、値下がりしているときこそ安く購入できるチャンスです。
ETFは投資信託と同様、プロが管理します。SPYDは、『eMAXIS Slim 米国株式』のように値動きの安定性はないものの配当利回りは高く安定するよう管理されています。
世界経済の中心であるアメリカの指数に連動するETFですからSPYDの配当利回りが急落するようなことがあれば、他のETFも急落することになります。
SPYDを購入するということは、80銘柄に分散投資するわけです。1銘柄で急落が起こっても他の銘柄が上がっていれば、マイナスを防げます。
また80銘柄の分散で安心できない人は、他の投資信託やETFと組み合わせても良いです。僕はVYMとHDVというETFと組み合わせて購入しています。
SPYDを買うタイミング
SPYDを購入する際のポイントは、値下がりしているときに多く買うことです。
SPYDは1年のうち3月6月9月12月に配当が貰えます。それまでに投資している金額に応じて配当が貰えるので、多くの人は貰える月の直前に購入します。一方で、配当を貰った後は売ってしまう人が増えます。
これを考慮すると、売る人が多い配当を貰った直後の値下がりのタイミングで買い足していくのがベストだと言えます。
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