フリースクールの料金が高い理由

2020年10月25日

こんにちは。フリースクールCOZYです。

今回は、たまたまSNSでフリースクールへの入校を検討している保護者さんと出会いまして、料金の相場が知りたいとのことでしたので、記事にしてみました。

月謝制で月に30000円〜50000円が相場?

すみません。相場というと大体の平均を示したいところなのですが、フリースクールによって、料金に幅がありすぎて、このような表し方になってしまいました。あくまで僕が調べた全国の23ヶ所のフリースクールの料金を調べた結果です。直感的には、どこも高いと感じます。しかしながら、フリースクールといっても、それぞれ規模が全然違います。例えば、安いところでいうと、僕のように個人経営でやっているフリースクールです。約30000円ほどが相場です。一方で、NPO法人で運営していて、ほとんど通信制の学校のようなところは、50000円を超えるところがあります。

月ごとの支払いを身近なところで比較してみましょう。スポーツクラブでいえば、インストラクターを個人につけるタイプじゃなく、沢山の人が出入りして、マシンや器具を自由に使ってもいいというタイプのスポーツクラブを想像してください。大体、平日と土日をいつの時間も使える会員で月に10000円くらいです。あと、プールが使えるかどうかによって値段は変わってきます。家には置けないようなマシンや器具を使うことができて、スタジオプログラムなどにも参加できます。また、インストラクターにトレーニングを教わるプログラムがあったり、10000円を払っても、週に2回、3回、通うことができれば、価値は十分だと思います。

次に、学習塾です。こちらも実績や自習室があって自由に使えるなど、建物の大きさなども考慮して、高いところは中学生が週に1回の授業で月に20000円のところもあります。もっと手頃なところでも、週に1回の授業で8000円くらいはかかります。週に2回の授業だと10000〜15000円くらいだと思います。特に高いのは、個別指導を強みにしている塾です。子ども一人もしくは数人につき、講師が一人つくような形で、子ども一人あたりにかかる人件費が高いので、料金が高くなっているようです。

料金の高いフリースクールの特徴

人件費

料金の高いフリースクールは、常勤の職員が多いです。例えば、職員の給料が月に20万だとすると3人いれば、人件費は60万かかるわけです。また、非常勤で教科指導の先生がいたりするともう少しかかってきます。このように人件費だけで必要な収入を考えると、月謝は一人30000万円だとすると、20人は子どもがいないと運営ができません。

固定費・維持費

よくあるのが、一軒家を借りて運営する方法ですが、田舎でも一軒家を借りようとすると、安くても8〜10万円はかかります。また、畑や庭などの土地の広さを考えると、もう少しかかるかもしれません。もし、人通りの良い場所やビルのテナントを借りる場合は、部屋の広さや新しさにもよりますが、10万〜15万はかかってくると思います。加えて、建物の保証費、電気、水道、ガス、ホームページ、電話、インターネットなどがかかります。例外的に誰かの持ち家を利用して運営している場合もあります。この場合、月謝とは別に、建物の維持費として、入校する際に数万円を支払うことがあります。

活動費

活動の幅が広いほど、お金がかかります。これが月謝に含まれている場合もあれば、イベントをやるごとに徴収している場合もあります。遠足や修学旅行みたいなことをしようとすると、移動だけでも結構な費用がかかります。食事や宿泊を伴うと、そのぶん費用はかかります。

サービス

これは、あえて人件費とは別に考えてみましょう。先程の人件費はあくまで人を雇う上での最低ラインの費用です。サービスは、子どもを楽しませたり、心の悩みを聞いたり、学習支援をしたり、保護者との情報共有をしたりすることなどがサービスです。公教育では、ほぼ無料で授業を受けられるので、わかりにくいかもしれませんが、学校の先生は大学を出て、教員免許を取得して、専門的な知識をサービスとして、子どもたちに教えているわけです。公教育は税金で運営されていますけど、これを私的に支払うわけですから、それなりの料金になってきます。フリースクールでは、教員免許を持っていなくても支援員はできますが、それなりに専門的な知識が必要で、中には心理士の資格を持っている方もいます。勉強だけでなく、その他諸々の支援をするので、サービスの量は多いと考えていいでしょう。あとは、サービスの質や幅の部分で、多少の差はあると思います。

雑費やその他の費用

雑費といえば、トイレットペーパーや電池、電球、掃除用具などの消耗品です。その他の費用は、事務費などです。サービスの裏側で費用が少しずつかかっています。

都道府県や市町村からの助成や募金

これまで、料金が高いことの特徴をお話してきましたが、一方で、これでも運営が難しい場合があったり、値下げをしようと努力しているフリースクールもあります。その方法は、都道府県や市町村から助成金を得ていたり、一般の方からの募金を募るというものです。助成金はもらえたとしても知れた金額です。あまり大きな値下げにはなりません。そこで大きな金額を得られるのが、クラウドファンディングです。残念ながら、個人事業主は寄付型のクラウドファンディングができない場合が多いのですが、NPO法人で運営されているところは、クラウドファンディングを寄付型で募ることができます。クラウドファンディングには、寄付型と返礼型があります。寄付型はそのまま募金のような形で、活動内容やお金を何に使いたいかなどを紹介して、賛同してくれた方が募金に応じるといった形でお金をいただけます。返礼型は、お金を募るかわりにお礼の品やサービス券などをお渡しするという形でお金をいただきます。フリースクールなので、なかなか返礼品を準備することが難しく、多くの場合、寄付型で募集することになります。もし、子どもが通っているフリースクールがクラウドファンディングを始めたら、SNSなどで情報を拡散してあげるといいと思います。また、ホームページ上で募金やリサイクル品を募集している場合もあります。

料金の安いフリースクール

先程の「料金の高いフリースクールの特徴」にあったことの逆を考えてください。

あまり大きくない施設で、人件費が少なくて、サービスの幅が広くなくて、、、、といった具合です。

僕が運営するフリースクールは、安いです。その理由ですが、僕は個人経営ですので、人件費はかかりません。また、住居兼事務所として施設を借りているので、賃料は最低限です。正直、経営初心者ですので、料金を高く設定すると信用がない状態ですので、人が集まりません。ですから、なるべく安くしようと工夫しています。正直、最初はサービスの質も良くないと思います。これは、少しずつアップデートしていきます。個人で運営しているので、活動の幅も広げるには限界があるかと思いますが、できる限り子どもの「やってみたい」という声に応じて行きたいと思います。

学校に行くことができない、塾も行くことができない、そんな子どもの居場所になればいいかなと思います。家庭の負担は少ないに越したことはないです。ただ、やはり大きいフリースクールに比べると、システムが完成していたり、サービスが充実していたりするので、その点はよくご検討してください。

また、小さいフリースクールは、もちろん定員数が少ないです。ですので、人との関わりが苦手で、人の多いフリースクールは避けたいという子どもは、定員数を見て、検討されるといいと思います。

最後に

プレオープンから一週間が経ちました。今のところ、入校生はいません。気長に宣伝しながら、待とうと思います。早く子ども来ないかな、、、。今後もブログを更新していきます。SNS(TwitterとInstagram)をやっていますので、DMなどから気軽にご質問いただければと思います。また、ご予約もDMから行うことができますので、よろしくお願い致します。

それでは、今日はここまでにします。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。近々、Youtubeを始めるかもしれません。笑